文部科学省は学校の教師の働き方改革をすすめています
学校の先生はやることが多すぎて、忙しくて、にっちもさっちも行かなくなっている?ってこと
先生の負担が大きい現状があるんですね
逆の保護者の立場に立って考えてみれば・・・
学校の担任の先生に何もかも頼っているわけには行かなくなる?ってこと
それならば、「自分の子供のことは、しっかり自分たちで責任を持って」先生から自立しなくてはいけません
良いように表現すれば、先生が今より仕事の量や負担を減らせば、もっと子供たちにより良い教育が出来るということですね
文部科学省HPより抜粋↓
学校における働き方改革について
社会の急激な変化が進む中で、子供が予測不可能な未来社会を自立的に生き、社会の形成に参画するための資質・能力を育成するため、
学校教育の改善・充実が求められています。
また、学習指導のみならず、学校が抱える課題は、より複雑化・困難化しています。
このような中、教員勤務実態調査(平成28年度)の集計でも、看過できない教師の勤務実態が明らかとなりました。
このため、文部科学省では、教師のこれまでの働き方を見直し、自らの授業を磨くとともに、その人間性や創造性を高め、
子供たちに対して効果的な教育活動を行うことができるようにすることを目的として、学校における働き方改革を進めております。
TVで紹介されていた改善を始めている長野県大町市
「知りたいニッポン」という番組で長野県大町市の学校が紹介されていました
もう今、既に働き方改革を進めている学校です
取り組み内容
- 1ヶ月にする残業を45hrまでに抑える
- 朝8時までの「子供の欠席します」電話は市役所に窓口を置く(教師の出勤時間を遅くする為)
- 小学校で週1回の部活動は専門家にお願いする
- 夜は7時~8時までには退校する
TV番組で「教師の働き方改革」簡単説明
休み時間の子供の対応
登下校の安全見守り活動
校内掃除
部活動
給食費の集金
例えば上記のことは、地域の方や専門家にお願いする
そうすることで担任の教師の負担を減らすことが目的です
小学校での「教科担任制」の導入の検討
文部科学省は教師の働き方改革などを進めるため、小学校での「教科担任制」の導入の検討を始めました。
文科省は、小学校での授業について学級担任ではなく専門の教師が教える教科担任制の導入などについて、中央教育審議会で議論するよう求めました。
来年度から5、6年生で英語が教科化されますが、教育の質の確保とともに教師の負担軽減を図るのが狙いです。
小学校では現在、英語や音楽を専門に教える教師などを除き、学級担任がほぼすべての教科を教えるケースが多いということです。
文科省は来年末ごろまでには中教審から答申を受け、関連法制を整備して実現を目指すということです。
英語・音楽・体育などは専門の先生に任せて担任の負担を減らす
TVによると、現状は先生が明日の授業の準備も出来ない程忙しいらしいです
専門性の高い授業は、専門の先生に任せると言うことです
今、先生になりたいと思う若者が減少しているとTVで紹介されていました
家庭訪問もなくしてはどうかということも検討するべきですね
不登校やいじめはどこで対応してくれるのか
心配なのは、不登校やいじめ問題はどこで対応してくれるのかということです
この流れで行くと専門家が対応してくれるということになりますね
もしも子供がいじめや不登校になったら学校の専門家が対応してくれることになると・・・
専門家なのでよりよく関わってくれる点はいいかもしれません
一方 子供からしてみれば、専門家と言っても、馴染みもないので「どうでもいいや」となって
何も改善しない状態になる可能性も出てきます
教師の働き方改革によって学校も今までとは違うスタイルになるのは想像できます
学校の働き方改革によって「学校は遠いもの」「深く関われないもの」となってしまうことは心配です
「起立性調節障害」も考えられます
具体的には…子供が不登校になった、朝や午前中の調子が悪い、急に立つと立ちくらみになる、
朝がとにかくつらいしだるい、電車で立っているのが辛い、乗り物酔いがひどい場合↓